Feather Dream

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| 2015.11.22 Sunday | - | - |


夢の中のユメノナカ Act.2
Act.2






『約束』……うーん…。

私が色々考えながら歩いていると、横から鷹野君が話し始めた。


「サボりかぁ〜、実は俺、初めてなんだ。高校になって学校サボるの。」

そして私も、言葉を返す。


「そうなんだ?じゃあ今日はサボり記念日だね♪なんちゃって☆」

「おぃおぃ、そんな記念日いらねぇよ〜。」

「ってかさ、別にサボらなくても良かったんだよ?そんなに学校行きたいんなら…。」

私は本音を言った。
だって、真面目な人には真面目でいてほしいし。
そのせいで、先生に怒られるのも…ねぇ?


「つーか、藤枝さんがほぼ無理矢理サボらせたんだろ?」

「あはは…ゴメンね〜。」

鷹野君は苦笑しながら言った。
そうだった、ほぼ無理矢理私が連れ出したんだった。
普通に忘れてたよ…。


「学校、戻りたいなら戻ってもいいよ。今ならまだ大丈夫だし。」

「いや、付き合うよ。どーせ学校行ってもつまらんし。高校生活で一度でいいからサボってみたかったんだ。」

「ぁ、そうなんだ?」

スッゴク意外な答えが返ってきて、ビックリした。
やっぱ学校なんてつまらない物だね。
学校なんて、廃止にするべきだね。
こんなくだらない事を思っている時、再び鷹野君が話し始めた。


「藤枝さんって、俺の事真面目人間だと思ってるだろ?」

「そりゃー私よりかは…。」

「それはないね。俺の方が不真面目だったよ。」

ぇ、そんなわけないじゃん。
しかも過去形……?

そして鷹野君は話し続けた。


「中学ん時かな?学校が嫌いでさ、いっつも学校サボってコンビニの前で仲間とたまっんだ。今思えば、怠け者の集まりだったなーって思うよ。ま、結局そいつらとは中学卒業後には会わなくなったんだけどな。今更どうしてる事やら…。」

時々、不思議な笑いを入り混じらせながら、鷹野君は話している。

ホント、不思議だなぁ…。


「でもある日、約束を思い出したんだ。」

「約束…?」

「そう、約束…。それを果たす為に、俺はあるモノを探し始めたんだ。でも、中々見つからなくてね…。」

鷹野君の顔が、一気に暗くなった。
よほど大切な約束なんだ…。
私には協力する事も出来ないし、してはいけないと思った。

約束、探しモノ、か……。


すると、さっきと同じように私の脳裏に映像が流れ始めた。





ここは…またさっきと同じ場所…いや違う、さっきとは違う深い森の中。
そこで、さっきの2人の小さい男の子と女の子を見つけた。
どうやら、女の子は泣いているようだ。

私は、この2人に話し掛けてみようと思った。
でも、体が動かない…何で…!
すると、2人の声が聞こえてきた。


「えぐっ…、……どぉして死んじゃったのぉ…。」

「死んだんじゃないよ、……眠ってるだけだよ。」

「違うもん!パパとママが言ってたもん!……もう死んじゃったって…。うわぁぁ〜ん!!」

女の子が地面にしゃがんで大泣きした。
男の子はそれをみておろおろしている。
今にも泣きそうな顔だ。


「うぅっ、泣くなよぉ〜。」

「だってぇ〜っ!ぐすんっ…。ヒック…。」

すると、男の子は何かひらめいたかのように、顔が明るくなった。


「かおちゃん、よつばのくろーばーだよ!」

「よつばのくろーばー?くろーばーはみつばだよ??」

「あのねあのね、よつばのくろーばーを見つけてね、それを持ってお願いするとね、願いが叶うんだって!」

男の子が笑顔でそう言った。
それにつられて、女の子は泣き止んだ。


「本当に?何でも願いが叶うの??」

「うん!でも、見つけるのが難しいんだって…。」

「そぉなんだ…。」

女の子は、また泣きそうな顔をした。

それでも男の子は、絶えず笑顔で言いつづけた。


「大丈夫、きっと僕がかおちゃんの為に見つけるから!」

それを聞いた女の子は、嬉しそうに笑顔になった。

「本当に?ありがとぉ♪じゃあ、私も………。」

「本当に!?嬉しい………。」

「えへへ!約束だから………。」

「うん、約束………。」





四葉のクローバー…。
約束……。


…私は、何を求められているの?
| 2000.01.06 Thursday | Novel | - |


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| 2015.11.22 Sunday | - | - |