Feather Dream

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| 2015.11.22 Sunday | - | - |


夢の中のユメノナカ Act.5
Act.5〜卒業〜






今日は、待ちに待った卒業式。
やっと、この学校から開放できるんだ♪
そう思うと…私は、感動しちゃってねぇ〜。


卒業式中に泣いちゃったよ。

開放できる喜びだけじゃない。


…やっぱり、何か忘れてる…?


そんなこんなで、私は学校の中を歩いた。
ココも、ソコも、アソコも…良く学校サボった時に活用したよなぁ〜。
こんなあたしが良く卒業できたよなー♪


そんな事を考えてる時、携帯が鳴った。
誰かから卒業パーティの誘いかな?と思って、私は携帯を見た。


『卒業おめでとう。
 これからはそれぞれの道を歩むんだね。
 藤枝さんなら、何でも出来るハズだから、いつまでも応援しています。
                                        鷹野』


鷹野君からのメールだ…。
鷹野君はホントにいい人だったよなぁ…。


"いい人"?違う、やっぱり違うっ!
…いい人で、終わらせたくないっ!!


私はそう思い、急いでメールに返事を送った。


『卒業おめでとうヽ(≧▽≦)ノ
 まだ学校にいる?
 記念に一緒に写真撮らない?
 中庭で待ってるから、絶対来てよ☆ミ(笑)
                   *かおり*』


そして二分後、メールの返事が来た。


『いいともー。(笑)
        鷹野』


………短っ!
ま、鷹野君のメールはいっつもこんなんだったしね。
さーて、待つとしますか♪って思ってたら、


「おまたせー。」

「ぇ!?いつの間に到着???」

何と、鷹野君がいつの間にか背後にいた。
私は、普通にビックリしてしまった。

そして、私が冷静を取り戻していると、鷹野君が話し始めた。


「まずは、卒業おめでとう…だな。」

「そうだよね、おめでとう♪私なんか出来るか出来ないかの瀬戸際だったからね〜。」

「そんな大袈裟な、つか、俺が勉強教えてなかったらどうなってたんだろうなー?」

「うっ…それを言わないでよ〜。」

私達は、笑いながら話した。
そう言えば、鷹野君が勉強教えてくれたんだよなー…。ホントに感謝してるよ♪


「そういえば、今といい前といい、彼氏にバレたらヤバイんじゃないのー?」

「んとね…、彼氏とは別れたの。」

「そうだったんだ…ゴメン。」

さっきまで笑ってたのに、急に二人ともトーンが下がる。

き…気まずい…っ。
けど、話さなきゃ!


「いいよ、気にしてないし。てか、私から別れようって言ったの。」

「…そうなんだ?あんなに仲良かったのにな…。」

「そうだよね〜。今考えても不思議だと思うよ…。
 でも、私…彼より気になる人が出来ちゃって…、私のワガママなのに彼は別れてくれて…ホント、いい人だったよ…。」

「………。」

「ちょっ!黙らないでよ〜。気まずくなるでしょー。」

「あぁ、ゴメン。」

「もーっ…。」

私は少し笑った。
少し、気分が楽になったからだ。


「でも安心したよ、藤枝さんに彼氏がいなくなって。」

「何でよー。もしかして…私のこと狙ってるでしょ〜?」

鷹野君がそう言った後、私は笑いながら冗談交じりで言った。


「………そうだよ。」

「…へっ?」

鷹野君の顔が、真剣になった。
まさか、ありえないよね〜。と私は思いながら、続きを聞いた。


「好きなんだ、藤枝さんのこと。幼い頃からな…。」

「ぇぇっ!!幼い…頃?」

私は鷹野君の告白より、そっちに驚いた。
幼い頃って…?

そんな事を考えていると、鷹野君が無言でネックレスを見せた。
その中には……。


「幼い頃、交換するって約束したよな…かおちゃん。」

「…やっぱり、鷹野君はこうくんだったんだね。名前聞いた時から、何となく思ってたんだけどね。
 でも、違ったら嫌だったから…言えなかった。」

「黙っててゴメン。でも俺は…ずっと好きだった。藤枝さんに彼氏がいるって聞いた時、凄くショックだった。
 でも、諦めきれなかった…。」

微笑みながら、そしてどこか悲しそうな顔をしながら、鷹野君は話していた。


「でも、藤枝さんは好きな人がいるんだよな?だから俺……」

「違うっ!」

私は鷹野君の言葉を止めた。


「違うの。私の好きな人は…鷹野君なの!どんどん気になってきて、気が付いたら好きになっちゃったの…。
 貴方が幼馴染みじゃなくても、きっと好きになってた。だって、昔よりも好きだから……。」

私は、自分の気持ちを言った。

瞬きが出来ない…。
瞬きしたら、涙がこぼれそうだったから…。


「……嬉しいよ!俺も幼馴染みじゃなくても、絶対好きになってたから。」

鷹野君は満面の笑みを浮かべた。
私は、そんな鷹野君を見て嬉しくなり、色んな気持ちから開放され、涙を溢してしまった。


「泣き虫なのは、相変わらず変わってないな。」

鷹野君が笑いながら、私の涙を拭ってくれた。


「もーっ、調子良いんだからーっ」

私はそのまま、鷹野君に抱きついた。
鷹野君は照れ笑いをしながら、私を抱き返した。




こうして、私達のラブラブな生活が始まった。
幼い頃別れた時から、あの卒業式までの遅れを取り戻す為、今でも暇があったら二人で会っているんだよね。


四つ葉のクローバーのネックレスとキーホルダーはどうしたかって?

私の持っていたキーホルダーは、鷹野君の大学のカバンに。

鷹野君が持っていたネックレスは、いつも私が身につけてるんだ。




ココから先の話?




それを考えるのは、今この物語を読んでいる貴方達…だよっ☆










True End
| 2000.01.09 Sunday | Novel | - |


夢の中のユメノナカ Act.4
Act.4






「鷹野君ゴメンっ!」

「んっ?どうしたの?」

「家に忘れ物取りに行きたいから…ここで待っててくれる?」

公園の中の辺り一面が三つ葉のクローバーの場所で、私は言った。
鷹野君は、戸惑っていたけど、微笑みながら言った。


「いいよ、俺はここで探しながら待ってるし。」

「…ありがとう。」

私は、家に帰るために走りだした。
何も考えずに、ただ、ひたすらと。


私の記憶が正しければっ!


家に着き、私の部屋に入って、探し始めた。
普段でも散らかってる部屋だが、今日は倍以上散らかってしまった。
それでも、自分の記憶を頼りに探していた。


…あった!やっと見つけた!!


それを持って、私は鷹野君の所へ急いで戻った。

もしかしたらもう居ないかもしれない…。
そう思っても、その思いを振り切って走り続けた。

そして、あの場所へ戻ってきた。
鷹野君は、ベンチに座って一休みしていた。
そして、こっちを向いて微笑んだ。


「藤枝さん、走り疲れてるって感じだけど、大丈夫?」

「だ、大丈夫なわけないでしょ〜!メチャ疲れてるよ〜…。」

私は、その場に座り込んだ。
走りつかれた気持ちと、鷹野君が笑ってて、それを見て安心してる気持ちで。


「それで、鷹野君は見つけたの?」

「あぁ、ほらっ!」

鷹野君が、手の平を私の前に出した。
そこには、真緑な四つ葉のクローバーがあった。


「うわぁ…、本当にこの中にあったんだ…。」

「そうだね。俺、初めて見たんだ〜。まさかこの手で触れるなんて…!」

鷹野君は、嬉しそうな笑顔で言った。
誰が見ても、本当に嬉しいんだろうなー…と思うよ。


「これで、幼馴染みの人に渡せるじゃん!良かったね♪」

「あぁ、そうだな…。」

「あのね、ちょっと聞きたい事あるんだ。」

「何?何でも話して。」

私は、鷹野君ならわかるはずと思い、言ってみた。
そんな鷹野君は、私の話を聞いてくれるようなので私は話した。


「私もね、幼い頃の『約束』ってあるんだ。『ずっと一緒にいてくれる』とか『2人で交換しよう』とか…。他愛もない約束だけど、幼い頃の約束だけど、相手が覚えてないかもしれないけど…、でも、覚えてるって信じてるの!」

「………。」

私が話してる間、鷹野君は黙って聞いてくれている。
それだけで、嬉しかった。


「だけど、今の私には恋人がいて、その幼馴染みに悪い事しちゃったなーって思ってるんだ。あんなに約束したのに、破っちゃって…。こんな私に、幼馴染みの資格、ないよね?」

ここまで喋るつもりはなかった。
でも、喋ってしまった。


「そんな事、ないと思うよ?」

「…えっ?」

「時間が経ってるから、それぐらいは仕方ないと思うよ?きっと、藤枝さんの幼馴染みも、許してくれると思うし。俺だったら…許すからな。」

私の質問に、鷹野君は答えた。
微妙な表情をしているけど、笑っているかのようにも見えた。


「…そう言ってくれて、ありがとう。やっぱり鷹野君は優しいね♪安心するよ。」

「こっちこそありがとう。俺なんかでよければ、いつでも相談に乗るからな。」

私達は、お互いに笑いあった。


「そういえば、忘れ物取りに行くって言ってたけど、何取りに行ったの?」

「えっとね…これ!」

私は、鷹野君に四つ葉のクローバー入りのキーホルダーを見せた。
鷹野君は、驚いた顔をして私を見た。
そして、私は言葉を続けた。


「これね、私が見つけたクローバーなんだ♪」

「そうなんだ…。俺より先に見つけるなんてな…。さすが藤枝さん。」

「えへへっ♪もし見つからなかったら、鷹野君にプレゼントしようと思って持ってきたんだ〜。でも、見つかったから意味ないよね。」

「……ありがとう。」

「へっ?」

「いや、何でもないよ。…じゃあ、そろそろ帰ろうか。」

そう言って、鷹野君は歩き出した。


「そうだね…って、置いてかないでよ〜。」

私は、鷹野君を追いかけた。


「一緒に帰るわけにはいかないだろ?」

鷹野君は、苦笑しながら言った。
確かに、そうだよねぇ…。


「そうだね、じゃあ…また明日ね♪」

「あぁ、また明日。」

お互い、手を振りながら道を別れた。

今日は楽しかったなー♪
まさか鷹野君と仲良くなれるとは思ってなかったし…。
でも、不思議な人だよね…。


何でだろ…?
まだ、私の中で…忘れてる事があるの?


でも、思い出さなくてもいい…よね?


――アリガトウ。







The End
| 2000.01.08 Saturday | Novel | - |